タンタラからシャレーンへ『原点回帰』!意識する先は常にDRC!熟成に使う樽はブルゴーニュの一流ドメーヌがこぞって使用すると言われる【トネルリー・ルソー社】のトロンセーズ・フォレストとシャティヨン・フォレストを使用。≪エヴリン≫は、仕込まれた樽の中で最上と判断された3~4樽を厳選した最上級ワイン。そして、DRCのラ・ターシュ由来のクローン100%で造られる≪トンドレHブロック≫はもう一つのフラッグシップ。どちらも毎年100~150ケースほどしか造られない希少なワイン!
◆シャレーン・ワイナリー
アメリカのカリフォルニア、サンタ・バーバラにあるワイナリー。オーナーは、ハリウッド女優のシャレーン・ケイツ。彼女の父は、かのタンタラ・ワイナリーの創設者であるビル・ケイツ。ビル・ケイツはタンタラを退いた後、コンサルティング・ワインメーカーとしてこのワイナリーに携わっています。中心となるワインは、シングル・ヴィンヤードのピノ・ノワールとシャルドネ。その基準はフランス・ブルゴーニュのグラン・クリュ(特級)にあり、サンタ・バーバラにある著名なシングル・ヴィンヤードのテロワールを最大限反映する形で造られる素晴らしいワインばかり。
ブドウの主な供給元は、AVAサンタ・リタ・ヒルズから、カリフォルニアで一番高額で取引されているベントロック、バイオダイナミックを採用しているラ・エンカンターダ、ゾトヴィッチ、フィドルスティック。AVAアロヨ・グランデから、ターリー・リンコン。AVAサンタ・ルチア・ハイランズから、DRCのラ・ターシュ由来のクローンが植えられているトンドレ等。
◆ワイン・メイキング
シャレーンの実の父であり、かのタンタラ・ワイナリーの創設者である、コンサルティング・ワインメーカーのビル・ケイツの意思を受け継ぎ、ケヴィン・ローが長年ワイン・メイキングしていましたが、2019年からケヴィンのアシスタントを務めたマリー・ブラッドリーが中心にワイン造りを行っています。
手摘みの収穫、手作業で選果後、除梗した果実と房全体の果実を別々のオープントップ発酵槽で発酵を行います。土着の酵母と培養酵母を使用し、一次発酵は9~12日間行い、その後、自然に流れ出るいわゆるフリーランジュースをフレンチ・オークに入れ、残りは低圧で丁寧にプレスしフリーランジュースとは別の樽で仕込みます。
熟成に使用する樽は全てフレンチ・オークで、ブルゴーニュの一流ドメーヌがこぞって使用すると言われる【トネルリー・ルソー社】のトロンセーズ・フォレストとシャティヨン・フォレストを使用。焼き具合は何れもミディアムで、ワインの特徴に合わせて20~40%の新樽で熟成します。各々約16ヶ月の熟成後に、無濾過・無清澄にて瓶詰されます。