タンタラからシャレーンへ『原点回帰』！意識する先は常にDRC！熟成に使う樽はブルゴーニュの一流ドメーヌがこぞって使用すると言われる【トネルリー・ルソー社】のトロンセーズ・フォレストとシャティヨン・フォレストを使用。≪エヴリン≫は、仕込まれた樽の中で最上と判断された3～4樽を厳選した最上級ワイン。そして、DRCのラ・ターシュ由来のクローン100％で造られる≪トンドレHブロック≫はもう一つのフラッグシップ。どちらも毎年100～150ケースほどしか造られない希少なワイン！

『サスティナブルにて造られる【カレラ×シャレーン】禁断のピノ・ノワール！』
手摘みの収穫、手選別、100％除梗、100％フレンチ・オーク熟成(Rousseau Barrels)、内20％の新樽を使用し約16ヶ月熟成。シャレーンの技術とカレラのブドウが夢のコラボレーション!!!トップ・ピノ・プロデューサー同士の奇跡のコラボレーションが実現。ブドウはドラム・キャニオン・ヴィンヤードに植わるディジョン・クローン#カレラを厳選。生産量：年間約85～95ケース。

優れたピノ・ノワールが持つ豊かで上品な酸に包まれ、骨格もしっかりと仕上がりました。生産量85ケースの希少なワイン。黒系果実のドライフルーツを連想させる香りに、明るいトーンのスパイス、その奥に感じるクランベリーのような香り、そして、甘い香草リキュールの様な香りも混ざる。香りを嗅いだだけでこのワインの濃厚さが容易に想像できる。ディアバーグの深みのある味わいに、さらに華やかさをプラスしたような、より複雑味のある引き締まったワインに仕上がっています。赤系とも黒系ともとれるニュアンスで、両者のいいところを合わせたような、とても複雑なベリー風味が感じられます。

◆ドラム・キャニオン・ヴィンヤード(Drum Canyon Vineyard)
カレラ・クローンは、2020年よりピーク・ランチ・ヴィンヤードからドラム・キャニオン・ヴィンヤードに変更されました。ドラム・キャニオンは、サンタ・リタ・ヒルズ地区の中でも【Sea Rita Hills】と呼ばれる丘の中腹に位置しています。この場所はAVAの中心部にあり、東西方向に広がる理想的な場所で、太平洋からの安定した海洋寒冷化の恩恵を受ける完璧な場所と言われています。数々のワールドクラスのピノ・ノワールを造り上げてきたディアバーグ社の所有となります。

ディアバーグ社の本丸であるディアバーグ・ヴィンヤードは、現在ブドウ樹の植え替えを行っているためワインの生産自体が休止されています。そのため、ディアバーグ・ヴィンヤードと同等、もしくはそれ以上のポテンシャルを持つこの畑に白羽の矢が立ちました。

そして、このドラム・キャニオンの高いポテンシャルは早々に証明されることになります。ワイン・エンスージアスト誌で、2019年ピーク・ランチのカレラ・クローンが92点の評価に対し、2020年ドラム・キャニオンのカレラ・クローンは96点の評価を受けています。これでも樹齢はそんなに高くなので、年を追うごとにますます素晴らしいものになることは間違いなさそうです。